旅の大切なアイテムといえば、なんといっても「スーツケース」。
最近では、可愛いデザインやカラーも増え、種類が豊富で迷ってしまいますよね。また、30代以降の大人女性にとっては「軽さ」や「操作性」など、選び方ひとつで旅の負担を大きく左右するものでもあります。
この記事では、滞在日数別のサイズ目安をはじめ、多くの人が見落としがちなポイントも含めて、私の実体験をもとにスーツケースの選び方をわかりやすく解説します。
まずは基本!サイズと素材から選ぶスーツケース

「1〜2泊でもスーツケース」という選択肢
「スーツケースは3泊から」というイメージが強いかもしれませんが、私は1〜2泊の国内旅行でもSサイズをおすすめしています。
どれだけ軽いバッグを選んでも、長時間肩にかけて歩けば、肩や背中への負担は避けられません。その点、キャスターで移動できるスーツケースなら、体力を温存しながら移動できます。最近では、軽量で扱いやすいSサイズも増えており、短期旅行でも使いやすくなっています。
1.滞在日数別サイズ
滞在日数別に、スーツケースのサイズ目安をまとめました。
| 滞在日数 | 容量(サイズ) | 外寸の目安(高さ×幅×奥行) (3辺合計) | 特徴 |
| 1〜3泊 | Sサイズ 約〜40L | 約55×35×25cm 115cm以内 | 機内持ち込み可OK。 短期旅行や出張向き。 |
| 3〜5泊 | Mサイズ 約40〜60L | 約65×45×30cm 約140cm前後 | 1週間前後に最適。 女性でも扱いや すい中型。 |
| 5〜7泊 | Lサイズ 約60〜70L | 約75×50×35cm 約150cm前後 | 長期滞在に◎。 洋服が嵩張る季節にも。 |
| 7泊〜10泊以上 | LLサイズ 約80L〜 | 約75×55×35cm 約158cm前後 | 「念のため」の安心感。 荷物やお土産が多い方に。 |
Sサイズのスーツケースは2輪タイプも多いですが、実際に使ってみると方向転換がしづらく、腕が疲れやすいと感じました。私は、軽い力で小回りも利く4輪タイプを愛用しています。
1週間以上の旅行では、MよりLサイズを選んでおくのがおすすめ。出発時にスペースを残しておけば、帰りに増えるお土産や現地調達品も無理なく収納できます。
2.ハード派?ソフト派?特徴と違い

スーツケースには大きく分けて「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」があります。何を重視するかによって、選ぶべきタイプが変わってきます。
| 項目 | ハードタイプ (ポリカーボネートやABS樹脂) | ソフトタイプ (ナイロン) |
| 重量Mサイズ | やや重め(約3.5〜5kg) | 軽量(約2.5〜4kg) |
| 耐久性 | ◎ 衝撃に強い | △ 切り裂きに弱い |
| 防水力 | ◎ 雨や水に強い | △ 撥水加工のみ |
| 収納力 | △ 固定サイズ | ◎ 柔軟性あり |
| セキュリティ | ◎ 中身を守りやすい | △ 切り裂きの恐れ |
| 価格帯 | 1万円〜10万円以上 | 5千円〜5万円程度 |
| 外側ポケット | × ほぼなし | ◎ 便利なポケット多数 |
安心感で選ぶなら「ハードタイプ」
雨や衝撃に強く、中の荷物をしっかり守れます。最近は、驚くほど軽くて丈夫な新素材を使ったモデルも増えており、日本で最も選ばれている定番のスタイルです。
軽さと扱いやすさなら「ソフトタイプ」
最大の魅力は、なんといっても本体の軽さ。布製なので柔軟性があり、パッキングがしやすいのも特徴です。身体への負担を少しでも減らしたい「体力温存派」の方に選ばれています。
旅のスタイルや体力に合わせて、“自分が使いやすい”と感じる方を選んでみてください。
預け入れ手荷物(受託手荷物)のサイズと基本ルール
スーツケースを選ぶときは、航空会社ごとのサイズ規定や重量制限も必ずチェックしておきましょう。特にLCC(格安航空会社)を利用する際は、注意が必要です。
各航空会社では、3辺(高さ・幅・奥行き)を足した合計サイズ規定を設けています。購入前や旅行前には、必ずこの3辺の合計を確認しておきましょう。
1.航空会社ごとの受託手荷物サイズを知ろう!
日本の大手航空会社(JAL・ANA)は比較的手厚く、エコノミークラスでも23kg以内(3辺の合計が158cm以内)の荷物を、2個まで無料で預けられます。長期旅行でも安心できるルールです。
LCC(格安航空会社)は、基本的に有料(1個あたり数千円程度)です。また、ユナイテッド航空やアラスカ航空などの一部の大手航空会社も、最も安い運賃(ベーシックエコノミーなど)は預け入れ手荷物が有料となる場合があります。重量・サイズ制限も厳格なことが多いので、予約時に必ず確認しましょう。
| 航空会社 | サイズ(3辺合計) | 重さ(1個あたり) | 個数(無料) | 特記事項 |
| 日本航空 (JAL) | 203cm以内 | 23kg以内 | 2個 | 比較的サイズ・個数制限が緩い傾向 |
| 全日空 (ANA) | 158cm以内 | 23kg以内 | 2個 | サイズ制限は一般的な国際線基準(158cm) |
| ユナイテッド航空 (UA) | 158cm以内 | 23kg以内 | 1〜2個 | 運賃種別(ベーシックエコノミー等)や路線により、1個目から有料になる場合あり |
| デルタ航空 (DL) | 157cm以内 | 23kg以内 | 1〜2個 | 運賃種別や路線により、1個目から有料になる場合あり |
| アメリカン航空 (AA) | 158cm以内 | 23kg以内 | 1〜2個 | 運賃種別や路線により、1個目から有料になる場合あり |
| アシアナ航空 (OZ) | 158cm以内 | 23kg以内 | 1個 | 路線によっては2個無料の場合あり |
| 大韓航空 (KE) | 158cm以内 | 23kg以内 | 1個 | 路線・運賃により異なる |
受託手荷物は、規定サイズや23kgを超えると追加料金が発生します。空港で慌てないよう、出発前にスーツケースの重さを測っておくと安心です。
2.サイズの測り方

ここで重要なのが、キャスターやハンドルなどの突起部分も含めて測るということ。航空会社がチェックするのは「本体サイズ」ではなく「総外寸」です。
「総外寸」とは、スーツケースの本体に加えて、キャスターや持ち手(ハンドル)、サイドポケットなど、外に出ている突起物すべてを含めたサイズのことです。
測り方はとてもシンプルです。
- スーツケースを床に置く(立てた状態でOK)
- メジャーで高さ・幅・奥行きを測る(キャスター・ハンドル込み)
- 3つの数値を合計する
購入前に、航空会社のサイズ規定を必ず確認しておきましょう。
スーツケース選びで見落としがちな3つのポイント
1.アメリカ旅行なら、知っておきたいTSAロック

TSAロックとは、アメリカ運輸保安局(TSA)の職員が専用のマスターキーで開錠できる仕組みのこと。アメリカでは9.11のテロ以降、預け荷物をチェックのために開けられるケースが多く、通常の鍵だと壊されてしまうリスクがあります。そのため、アメリカ旅行を予定している方は TSAロック付きスーツケースを選ぶのがおすすめ。
ただし、あくまでもTSAロックは「盗難防止のための鍵」ではなく 「開けられても壊されないためのの鍵」 です。アメリカ旅行に限らず、貴重品は 必ず機内持ち込みにすることが1番の安全策です。
2.荷物の紛失防止に選ぶ目立つカラーやAirTag
空港には似たようなスーツケースがずらりと並ぶので、明るい色や特徴的なデザインを選んでおくと自分の荷物をすぐ見つけやすくなります。黒やネイビーは無難ですが、取り違えのリスクが高め。私も何度か間違って持って行かれそうになった経験があります。
私はホワイトカラーのスーツケースにAirTagを入れて使っています。AirTagはスマホのアプリと連動して位置を確認できるので、ロストバゲージになっても安心感が段違いです。
3.周囲への配慮ができるストレスフリーの静音キャスター
意外に見落としがちなのが 、キャスター音 です。深夜や早朝のホテル到着時に、ゴロゴロと大きな音を立てるスーツケースでは気まずい思いをすることも。
静音キャスター や サイレントキャスター と表記されているモデルを選んでおくと、移動時も周囲に気を遣わずに済み、ストレスフリーに移動できます。
迷ったらコレ!サイズ別おすすめスーツケース5選
Sサイズ(1〜2泊用)|イノベーター (INV50)
「おしゃれ×高機能」北欧デザインの決定版!
機内持ち込み対応サイズ。最大の特徴は、移動中でもサッとPCや書類を取り出せるフロントポケットです。駅や空港のベンチで重い本体を広げる必要がなく、隙間時間での作業もスマートに。ストッパー付きなので、電車移動中のストレスからも解放されます。
容量: 38L(機内持ち込みサイズ)
重量:約3.3kg
タイプ: ハード(衝撃に強いポリカーボネート)
構造:フロントオープン(13インチPC対応)
キャスター: 静音双輪・ブレーキシステム(ストッパー)付き
特徴: TSAロック搭載、北欧スウェーデンデザイン
Mサイズ(3〜5泊用)|サムソナイト ミンター SNIDEL/スナイデルコラボモデル (IV0*15001)

大人女子に圧倒的人気のスナイデルと、機能性のサムソナイトがコラボした特別モデル。繊細なニュアンスカラーと内装の可愛さは、旅のテンションを格上げしてくれます。最新の「Aero-Trac II」サスペンションホイールを搭載しており、凸凹道でも振動を抑え、驚くほど滑らかに進めます。
- 容量: 約53L
- 重量: 約3.3kg
- タイプ: ハード(上品なマット質感)
- 構造: 両開き(パッキングしやすい仕切り板付き)
- キャスター: Aero-Trac II サスペンションホイール(静音・衝撃吸収)
- 特徴: スナイデル別注デザイン、取り外し可能なパッキングポーチ付属
Lサイズ(5〜7泊)ハードタイプ|HaNT/ハント ココント (05515)
電車移動も楽々!女子による女子のためのスーツケース
老舗エースの女性社員が「本当に欲しいもの」を作ったブランド。最大のポイントは、電車内で勝手に転がるのを防ぐ「キャスターストッパー」。足で踏ん張る必要がないので、移動中の疲れが激減します!内装のテキスタイルも可愛く、開けるたびに気分が上がる一台です。
- 容量: 75L(5〜7泊程度)
- 重量: 約4.7kg
- タイプ: ハード(旋回性に優れた4輪)
- 構造: 両開き(小物ポケット充実)
- キャスター: キャスターストッパー付き
- 特徴: 内装が可愛い花柄、シューキーパー付き
- ※他サイズもあり(33L・47L)
Lサイズ(7〜10泊用)ソフトタイプ|サムソナイト ストラリウム(81L-89L)
「驚きの軽さと収納力」頼れる相棒!
世界ブランド「サムソナイト」が手掛ける、とにかく軽くてタフなソフトケース。 先ほどご紹介した「ハント ココント(75L/4.7kg)」と比べると、なんと約1.4kgも軽いのが最大の魅力です。重い荷物を運ぶ長期旅行でも、本体がこれだけ軽ければ移動の負担がグッと減ります。
- 容量: 81L(拡張時 89L)
- 重量: 約3.3kg
- タイプ: ソフト(耐摩耗性の高い高密度ナイロン)
- 構造: 容量拡張機能、フロント大型ポケット
- キャスター: 60度回転ダブルホイール
- 特徴: サムソナイト品質の耐久性、スマートなエクステリアデザイン
LLサイズ(10泊以上の長期用)|アメリカンツーリスター フロンテック スピナー75
「圧倒的な使いやすさ」フロントオープンが旅の常識を変える!

フタが縦に開く「ブックオープン」構造を採用した画期的なLLサイズ。ホテルの狭い床で巨大なスーツケースを全開にする必要がなく、荷物の出し入れが驚くほど楽になります。大容量でも「扱いやすさ」を諦めたくない女子の救世主です。
- 容量: 約98L(拡張時:約112L)
- 重量: 約4.6kg
- タイプ: ハード(水や汚れに強いポリカーボネート)
- 構造: フロントオープン(ブックオープン)
- キャスター: 衝撃吸収サスペンションホイール
- 特徴: エキスパンダブル(容量拡張)機能、大容量なのに省スペース開閉軽量設計
自分に合うスーツケースで、旅をもっと快適に
スーツケース選びは、サイズ・素材・機能のバランスで快適さが大きく変わります。
特に体力に自信がない女子にとっては、軽さやキャスターの性能といった小さな差が、旅の疲れを左右する大きなポイント。
お気に入りの相棒が見つかれば、旅の時間がもっとラクに、もっと楽しくするために、あなたのお気に入りの相棒を見つけてくださいね。


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